カンボディアブログ

ハラハタミオ@カンボディア

カンボジアで働いています。特技:勢い

【伝統の森】$130のシルクを買った。

$130のシルクを買った。それはそれは美しく、芸術品だった。

PPBPに寄贈いただいたこちらの本を読んで、
この村に行かなばと思い、行ってまいりました。

 

シエムリアップ中心から、トゥクトゥクで1時間くらいで伝統の森に到着。

 

伝統の森とは
IKTT(クメール伝統織物研究所)が、現地で取り組んでいるプロジェクト「伝統の森・再生計画」のプロジェクトサイトを指します。
カンボジアの伝統織物の制作が行なわれている工芸村エリアでは、
養蚕に始まり、糸繰り、括り、染色などの工程を経て、
一枚の絹織物に織り上げられるまでの、さまざまな作業が行なわれています。

織り上がった絣布などを展示・販売するショップ&ギャラリー、
訪問者が宿泊するゲストハウスも、この工芸村エリアにあります。
「伝統の森」のうち、ほぼ半分のエリアでは「森」の再生を促しています。
残りの半分が開墾され、桑畑、綿花畑、藍畑そして果樹園と野菜畑に、
また工芸村や居住地区、学校になっています。

pwf | IKTTより引用)

 

シルクの布を作る工房を見学させていただき、ご案内いただきました。
ものづくりの過程が美しかった。

糸をつむぐ

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シルクの糸をはく、蚕の糸が最近、長く、白くなるように改良されているが、
こちらの工房の蚕は昔ながらの原種とのことで、黄色い糸をはくとのこと。

なので、糸がしっかりしていて、シルクなのに丈夫で手洗いしても大丈夫。
そして機械で糸を紡がずに、手で紡いでいるため、人の体温が入り、
表面がツルツルでなく、波打っていて、布を手にして、布をまとっても体にしっくりとつく。

そしてお仕事場でも子供がいる。
お母さんたちが子供のそばにいて安心して物作りができるから、
いいものができるとのこと。

こっちの子供って本当に元気で、全力ですよね。
子供が元気だと安心するし、近くにいるだけで、エネルギーもらえますよね。

カンボジアは、子供を中心として社会が成ってていいなあと思う。

染色

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色も全て自然からできた、スーパーナチュラルカラー。
色が糸に染み込むように、何回もたらいに打ちつける。
普通の布は洗うと劣化していくけど、洗えば洗うほど布が元気になってゆくらしい。

織る

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昔ながらの道具で丁寧におる。
最近では、西洋から織り機が入ってきて、
このように昔ながらの織り機を使うところががなくなってきているとのこと。

ここでは紹介しつくせないほどのこだわりの過程を経て、布が作られていきます。

 村

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村に古着屋さんがやってきた。1着一律1000リエル(30円)

 

職人さんたち、シルクを作ったお給料で、
この辺りでは、所得が高いらしく、
食べ物とか、布団とか、お洋服とか売りに来る人がよく村に来ていた。

日本だと、買い物は一人か友達とだと思うんですけど、
こうやってみんなでわいわい買い物すると楽しいですよね。

私は買い物が結構苦手なので、こういうのいいなあと思った。

 

こちらでできた布は、シエムリアップにも販売店があり、私は、$130のシルクを買いました。

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身につけて落ち着く色がいいよとのアドバイスをいただき、
グレーと緑の糸で作られた布を買いました。落ち着く、、、
一生大事にしよう。
ものづくりの、手の熱が、自然のにおいが、こもっている


シルクの森の運営は、現在は、支援でなくて、
布を売ったお金、工房の案内料等で運営されているとのこと。

私はカンボジアの力強さが大好きだ、尊敬している。
IKTTを訪れたとき、支援を受ける弱さは一切なくて、
いいものを作る、ただ、それだけだった。芸術品だった。

カンボジアの力強さだ、リアルカンボジアだ。
美しく、強い、
カンボジアって本当はすごいんだよ!
かわいそう?って何?と思う。
行き過ぎた、かわいそうプロパガンダやめてほしいと思う、
こんなにもすごいのに。

 

そして、大事に作られたものだから、100年後もくさらないとのこと。
何十年もかけて作り上げられた森だからこそ、このような素晴らしいものができる。
インスタントに作ったものは、インスタントにしか効果を発揮しない。

人もそうだ。ぱっと手軽にやろうとすると、それだけのものしかできない。
本当にその土地のその人の役に立っている人って、
ずっとこっちに住んでいて、骨をうずめる覚悟でされている方だなあと思って、
そんな覚悟も勇気もない中途半端な私は、それだけのものしか生み出せないのだなあ、
インスタントなことしかできないのだなあと考えさせられた、
変に生き急いでいる私は結局何もできず死ぬかもしれないと思った。

本物を目の前にしてそんなことを考えさせられた。

そんなインスタントな私でも、そんなインスタントな私だからこそ、
かろうじて今、できることやりたいことはブログだな、
ブログもっと書きたいな、ちゃんともっと頑張りたいなと思った。

 

【IKTTクメール伝統織物研究所】

Facebookページ

シエムリアップ中心にて、シルク購入できます。

Google マップ

 

 【こちらの村に行くきっかけになった、伝統の森の本】

 

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